皆様、おはようございます!
昨夜は僕の親友の1人である岡澤さん(52)のお誕生会に出席しました。
おめでとうございます!
とっても不思議なメンバーでありました。
岡澤さん(52)と僕(38)は、最近アニメ鑑賞にどっぷりハマり、2人で声優さんのライブに通ったりしている仲なのであります。
先日、アニメ好きの仲間数人とお酒を楽しむ席で、僕(38)はマザコンという身でありながら、
「驚愕すべきことを言うと、『心が叫びたがってるんだ。』の成瀬順ちゃんとお付き合いしたいんだ」
というコメントを発表致しました。
皆、アニメにハマっているとはいえ、これはさすがにドン引きだろう、僕(38)は少し反省しました。
しかし、岡澤さん(52)は渋く、かつ真っ直ぐな眼で僕に言いました。
「まったく驚愕すべきことではない」
その言葉に逆に僕は驚愕致しました。
そして同時に、なんて大人の余裕を感じさせるダンディな男なんだ、と感心致しました。
52歳の男が38歳の男に、アニメのキャラとお付き合いしたいという感情を持つことは決しておかしいことなんかではない、と威風堂々と力強く告げる、これはそう簡単にできることではありません。
岡澤さん(52)のような大きな男になりたい、と強く心に誓ったのでありました。
夜は更け、楽しい会が終わり、酔った勢いそのまま、劇場に3回も足を運んだ「心が叫びたがってるんだ。」のDVDを購入し、豚二頭と我が家で鑑賞しました。
薄暗い狭い部屋の中、感動のラストシーンで、すすり泣く豚二頭と僕(38)、それはもうまさに、まさに地獄のような光景でありました。
鑑賞後、部屋の明かりを点けると、右の豚は涙目で、
「やっぱ、おおかわらさんの嫁いいっすね」
と、もう本当に取り返しのつかないくらい、この世のものとは思えないくらいどうしようもないコメントを発表しておりました。
左の豚も目に涙をいっぱい溜め、
「おれ、数時間後にバイトっす、このまま起きてようか寝るか迷うっす、寝るのは賭けっす」
と、もうこれ以上ないというくらい心からどうでも良い、僕の人生に1ミリも影響のないコメントを発表しておりました。
僕の人生、このままではやばい。